伊豆高原 象牙と石の彫刻美術館~ジュエルピア~

象牙彫刻120点を中心に世界最大の宝石屏風や翡翠彫刻等、東洋美術工芸品を収蔵
まさに至宝たちの競演、日本の故宮と言われ必見に値します。

象牙彫刻

象牙とは

ゾウの門歯が発達した牙です。

アフリカ象

材質としての象牙

適度な粘りがあり、欠けにくく、固すぎず柔らかすぎずと細かな彫刻として珍重された。 また、適度な吸湿性があり、美しく捺印できることから印鑑に多く利用されました。そのため日本では象牙=印鑑という印象が強くなっています。

象牙製印鑑

象牙彫刻

旧石器時代からマンモスの牙に彫刻を施すなど非常に長い歴史があり、ヨーロッパ、イスラム、中国と広い地域で珍重されました。日本では正倉院宝物に収められ、また江戸時代中期、欧州列強国がアフリカからアフリカ象の牙を交易品として運び込んでから象牙工芸が急速な発展を遂げました。

1400年前の象牙製尺

日本の象牙彫刻

日本の象牙彫刻作品として、有名なのは根付となります。古来より日本人は和装(着物)の文化があり、着物の場合、帯の間、小物入れなどを携帯するときに根付というものを使用しました。その根付を製作する材料として、象牙が使用され、美術品としての価値も出てきました。 色々な有名な象牙作家が作る根付などは海外の収集家の間でも人気があるものです。

日本製 根付

中国の象牙彫刻

中国では古来より珍重され、歴代の王朝は、象牙をすべて皇室への献上品にしたほどです。明、清代以降、近現代の象牙彫の職人は伝統的な技法を継承し、さらに新しい技術も取り込んで、素晴らしい作品を作り上げています。立体彫刻、浮き彫り、透かし彫りなどの技法は、優美な造形や華麗な装飾、輪郭の力強さといった特徴があり、その表現力の豊かさには目を見張ります。

中国象牙彫刻作品

美術館作品

当館に展示されている作品は、題材として中国古典文学を扱っているものを中心に、長寿、福寿、天上界(神々)などを表現した縁起物が多くございます。詳しくは展示作品のページに掲載しております。ぜひご覧ください。

 大型彩石象嵌屏風

 色々な天然石の色・模様を生かし削り磨きをかけ、漆塗りの板の上に組み合わせ貼り合わせて、人物、樹々や風景を描いた大型彩石象嵌屏風となります。 『楊貴妃物語』は108枚75m、『西遊記』は61枚50mと大きく、石の素材を見事に生かし仕上げています。(人物の髪、目等、一部色付けした部分はありますが、ほとんどは天然石を生かしたものとなります)

 翡翠彫刻

 翡翠(ひすい)は美しい石として『玉』(ぎょく)と総称されていました。 白く透明感のある最上質の物は『羊脂玉』と呼ばれ、中国では価値が高いと言われています。 玉は中国では美しい石、宝石の総称で、古くから実用品や装飾等の材料として用いられてきました。玉の玉彫工芸は今でも中国の工芸品の重要な位置をしめています。また、玉の中でも特に翡翠が珍重されたことから、玉は翡翠の意味としても使われてきました。 草創期の玉器には石英や滑石も含みますが、故宮博物院に収蔵されているような玉器のほとんどは軟玉と言われています。 18世紀(清の時代)以降、ミャンマーから硬玉が輸入されるようになると、鮮やかな緑のものが好まれるようになりました。なかでも高品質のものは琅カン(ロウカン、カンは玉へんに干)と呼ばれ珍重されています。台北故宮博物院にある有名な白菜の彫刻は硬玉製となります。 琅カンは中国語で青々とした美しい竹を意味し、英語ではインペリアルジェイドと呼ばれます。これは西太后が熱狂的な収集家であったことに由来すると言われています。

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